2017/01/28

『夢の中へ』(井上陽水)Vol.2 Arranged By Acousphere


こんにちは!
ギタリスト黒崎です!
今回は前回に引き続き『夢の中へ(井上陽水)』Arranged By Acousphere➕Sonascribeのスタジオライブ映像をお届けいたします。
そして前回のコラムでご紹介しました『ストローク技術向上チェックポイント』をひとつずつご紹介いたします。


まず1つ目!
【弦を上から下まで瞬時に弾く】
これはストロークをする上で当たり前に行われている
行為なので中々言及されませんが、非常に大切です。
まず上から下までと言うのはどういうことなのか?
コードを押さえそのコードのベース音かトップ・ノート迄を弾くという事になります。
この音域はコードによって異なります。
例えばオープンコードの『G』は6〜1弦まで弾きます。
しかし同じくオープン・コード『D』になると今度は4〜1弦となります。
これはコードの構成音がこの弦の位置で組まれているからです。
なので6弦5弦を弾く不要な音を弾く事になってしまいコード自体が変化してしまいます。
ここを雑にしてしまうと音が濁ってしまい、弾き語りをするときに歌とのハーモニーが汚くなってしまします。
さらにここで注意して欲しいのが、腕の振りはどのコードでも変わらないということです。
腕の振り幅が変わってしまうとリズムがズレてしまいます。
これまでのことを合わせるともの凄く器用なことを要求しているようです。
しかし基本的な事が一番重要で1番難しいのです。
そしてもっとも気がつかない。
弾き語りは歌手とギタリストの一人二役の合奏です。
これを忘れると綺麗な音楽を奏でることができません。


次に『瞬時に弾く』とはどういうことか?
ストロークは速い動作で弦をかき鳴らしますが、実は1本1本を順々に弾いています。
つまり6弦から1弦までタイムラグが存在しています。
そのタイムラグの幅が伸び縮みしてしまうとリズムにズレが出てきます。
なるほど確かに曲の中でテンポが変わって速くなったりするものもある。ラグが伸び縮みし波を打たせた方がノリが出るんじゃないのか!?とも言えるような気もする。
しかし前述の話はテンポが変わる点まではある一定の間隔を保っているのです。
そしてテンポが速くなってからもまた一定の間隔を保ち始めるのです。
メトロノームが一点ずつ速くなったり遅くなったりしていてはとてもじゃないがあの機械が何の為に存在するのかわからなくなる。
事実メトロノームは人間が内に感じていた一定の鼓動のようなものを中世の音楽家が外の世界に機械という形に表したものなのでしょう。
人間はどこか規則正しくリズムを刻んでいるのです。
みなさん懐かしのフォークソングを上手に弾いて古き良きあの時代を思い出してみませんか?



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