2018/11/06

ライブ雑感「言葉と感情」



こんにちは
ウクレレギタリストの黒崎です!
さてさて僕の所属するAcousphere Recordが主催するライブイベント「Acoustic Garage」が終わり
今年のライブ活動は一旦終了しました。
僕は今回のライブに1番手としてステージに上がり演奏した。
一番手として意識したこと、いや意識せざるを得なかったことは「自分の出番が後続の出演者の流れを決める」
ということ。
MC、演奏、振る舞い。
ステージの流れを決める要素はたくさんある。
こういう話を聞いたことがある
「人は0.3秒で他人の印象を決めてしまう。」
第一印象がいかにその後の関係に影響するかということ。
だからと言って奇を衒うような振る舞いをする必要もないとも思う。
「しっかりしたいい演奏だった」
と印象づけることができればいいのだ。
結果として見ている側からすればとてもよかったのだそうだ。
MCでは一瞬笑いが起こり、曲を引き立たせる喋りが出来ていたのでいいステージだった。
と言われた。
ここで感じたのは話している言葉と内面が合致していることが重要だということ。
僕は当日人間関係でストレスを感じていた。
人と人がそれぞれいろんな価値観で生きているのだ。
無理もない。
MCをするときには台本もそれなりに考えて準備をしては行くがやはり綺麗な言葉を並べがちになる。
その時その時の感情を無視することにもなってしまうような気がするので一言一句同じことを喋るなんてこともしない。
ステージでお客さんの目を見て会話するようにアドリブで話すこともできるようにしておく。
どんなに綺麗なことばを並べて文章を作ったって中身はスカスカになっていたのでは意味がない。
人に本当に伝わる言葉は使う言葉の意味がしっかり熟成されているか
意味が本当に意味を持っているかということが大事だと思う。
言葉は対して考えなくても口から出てくる。
他人がいればついついおしゃべりしてしまう。
今や携帯でもパソコンでも簡単に言葉を使うことができる。
悪口を書いたり、内容のないおしゃべりを内容なく喋ることができる。
しかし簡単に発するその言葉というものはスペシャルな贈り物にも深く傷を作る刃物にもなってしまう。
人に気にいられようとしたり、軽い気持ちで発する内容のない言葉を連発していると自分の言葉がどんどん安くなってきてしまう。
価値のあるものは希少な意味を持った言葉なのかもしれない。
人に伝わる言葉はその人の内面と適切な言葉が合致して初めて伝わるのだと思ったライブだった。
(どんな言葉も実は内面と合致しているのかもしれない・・・。笑)


続く・・・

【 NEW CLIP 】UKLELE GUITAR