2016/12/15
『Love to be loved』〜ギターの可能性〜
こんにちは!
ギタリスト黒崎です!
今回も僕の師匠であるギターデュオAcousphere奥沢先生作曲による『Love to be loved』にちなんだお話をご紹介したいと思います。
奥沢先生はアコースティックギター(フォークギター)にナイロンの弦を張ってみたり様々な研究をなさっています。
フォークギターにナイロン弦を張って使用する事で音色が変わる事はもちろん、弦が柔らかいことで操作性も向上し、長時間の演奏に指が耐えられたり、演奏量を多くこなせるなどのプラス面をも獲得する事が出来ます。
反面弦が柔らかくなるので音量不足やストロークに満足感を得られないと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、弦のテンション(張力、硬さ)が数種類用意されていますので好みの硬さを探して張ってみることで音量不足を改善出来る事があります。
僕はブロンズ弦からナイロン弦に換えた当時一番柔らかく細いのしましたが音に張りがなく満足いかなかったので先生にご紹介いただきD'darlio(ダダリオ)から発売されているエクストラハードという硬さの弦を使用しております。
それにより柔らかい優しい響きになりインストロメンタルなどの音楽に適するようになりました。
『フォークギターにはブロンズ弦』という観念を一度疑ってみてあらゆる可能性を探ってみてはいかがでしょうか?
※この楽曲ではナイロン弦用に開発された『ゴダン(godin)』というメーカーのギターを使用しています。
ぜひごゆっくり聴いてみてください。
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