2017/04/10

『Wave』/A.C.Jobin Arranged By Acousphere




こんにちは!
ギタリスト黒崎です!
今回ご紹介いたします映像作品は『Wave』と名付けられたブラジルの曲です。
作曲はアントニオ・カルロス・ジョビン
演奏は僕の師匠であります【Acousphere】でお届けいたします。
さてこの曲は【ブラジル】で1960年代に生み出されたこの楽曲は【ボサノヴァ】というジャンルに組み入れられます。
原曲はボサノヴァですが今回の演奏は師匠によるアレンジが加えられていて【モータウン・ミュージック】という【スティービーワンダー】などの黒人ミュージシャンが中心になった音楽のリズムを取り入れた演奏アレンジになっています。
【モータウン系】のリズムが加わったことでより軽快にそして思わず踊りだしたくなってしまうような音楽に生まれ変わっています。
イントロ部分では特にこのリズムを感じていただけるのではないかと思います。
お二方共にギターを演奏しているにも関わらず【ベース】を弾いているかのような重低音を鳴らし、普通にコードを弾くだけでは難しいベースの動きを作っています。
これがこの曲の肝である『モータウン・リズム』を生み出しています。
普通にオープン・コードやセーハ・コードを使っていては中々難しく度々このブログでもご紹介している【トランス・コード】を応用してベースの動きを生み出しています。
このようにギターのみであらゆる演奏を生み出している【Acousphere】の音楽にとても尊敬と可能性を感じています。
原曲ボサノヴァでは元々サンバのリズムが派生したもので踊りの要素を含んでいますが【モータウン系】とは少しリズムの波に違いがあるように感じます。
メロディーはボサノヴァの優しい旋律を崩さず演奏されていてとても心地よく聴こえます。
【Acousphere】の音源には他にも【モータウン系】の演奏がいくつかございますのでギターファン、インストミュージック好きの方はぜひ検索してみてください!

youtube→【Acousphere】で検索!
【Acousphere】オリジナルCD 『家カフェ』 track2 Isn`t She Lovely/Stieve Wonder

-Memo-
【アントニオ・カルロス・ジョビン】
ブラジルのミュージシャン。
1950年代後期にボサノヴァを創出、確立したひとり。
ブラジルでは神様のような存在。

【ボサノバ】
ブラジルの音楽ジャンルの一種。
ボサは『こぶ』ノバは『新しい』という意味のポルトガル語であり『新しい傾向』なる意味。
日本ではカフェなどで流れBGMとしては非常に人気。現在のブラジルでは懐メロ扱いに、、、






東京荻窪でギターレッスン開講中!
『Syoichi Kurosaki ギターレッスンのご案内』
こんにちは!
講師の黒崎 晶一と申します。
東京荻窪アコースフィアカフェにてギターレッスンを開講しております。
ギターを始めたばかりの方、新しい弾き方に挑戦してみたい方、ギターを始めたい方大歓迎です。


【レッスン募集要項】
・レッスンは11:00〜24:00の間でお客様のご都合に合わせてお申し込みいただけます。
・手ぶらでの通学もOK!お仕事帰りにも安心。教室には貸し出し用のギターも常備しております。
・レッスン料はご予算に応じて回数、時間などをご相談の上決定いたします。
・年会費・入会金・キャンセル料、事務手数料などは一切発生いたしません。
・ギター教室は併設している【Acousphere Cafe】にて年に数回ウクレレ・ギター発表会を開催しています。いろんな方との交流の場もございます。



レッスン受講ご希望の方は【氏名、年齢、ご希望の日時、学びたい内容、質問】などを明記の上以下のメールアドレスへお気軽にお問い合わせください。
ギター、レッスンに関するご質問のみでも受け付けております。
お問い合わせ先
kurosakisyoichi@gmail.com

南荻窪アコースフィアカフェ(Acousphere Cafe)
所在地: 〒167-0052 東京都杉並区南荻窪4丁目3−4





2017/04/08

イントロの重要性〜音楽的に練習する〜

こんにちは!
ギタリスト黒崎です!

『常に音楽的に練習する、楽器を弾き始める。』

これが楽器を練習するときに重要であり、最も当たり前であり、そして今回のテーマでもあります。

では『音楽的』に練習するとは何か?


あるフレーズを練習し始めるとき、どのように弾き始めますでしょうか?


①『いきなり何もないところから弾き始めること』

②『足や声でカウントを取ってから弾き始める』


今挙げた様にどちらかで弾き始めると思います。
どちらか決まっていなくて適当に始める人もいると思いうます。


楽曲が始まる時、いきなりなんの予感もなく始まってしまうとリズムも音程も分かり辛く歌もずれてしまう。
バンドで演奏するときも他人に合わせることができない。

弾き方りなど自分一人で楽器を弾くときはそれでもなんとか弾けます。
しかし準備段階なしに十分楽曲に入り込むことは中々難しいことです。
なぜなら曲が始まってからテンポを合わせに行かなくてはなりません。

ではどのように練習し始めればいいのか?

チェックポイント①
楽器を弾き始めるときは【リズム】・【タイム感】を心の中に感じてからスタートさせます。
※一番の方法は『ワン・ツー・スリー・フォー』と必ず言うことです。実際の曲のリズム感で発音します。


チェックポイント②
はっきりした口調で発語すること
ゆるーくダラっとカウントし始めてしまうと、そのあと始まる演奏もダラっとしてしまいます。

イントロがあるのはその間に『曲のkeyを確認する』『心身共にリズムを感じておく』など準備をするための時間でもあります!


『常に音楽的に』



練習は練習でも筋力トレーニングではありませんので必ず実際に曲を演奏する時のイメージを持つこと。
他人と合奏するイメージを持ち、考える。
イントロでは曲が持つリズムを十分に感じ、心身ともに準備できてから弾き始めること。

知ればきっと楽器が楽しくなります!




東京荻窪でギターレッスン開講中!
『Syoichi Kurosaki ギターレッスンのご案内』

こんにちは!
講師の黒崎 晶一と申します。
東京荻窪アコースフィアカフェにてギターレッスンを開講しております。
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【レッスン募集要項】

・レッスンは11:00〜24:00の間で生徒さんのご都合に合わせてお申し込みいただけます。
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・レッスン料はご予算に応じて回数、時間などをご相談の上決定いたします。
・年会費・入会金・キャンセル料、事務手数料などは一切発生いたしません。
・ギター教室は併設している【Acousphere Cafe】にて年に数回ウクレレ・ギター発表会を開催しています。いろんな方との交流の場もございます。



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ギター、レッスンに関するご質問のみでも受け付けております。
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南荻窪アコースフィアカフェ(Acousphere Cafe)
所在地: 〒167-0052 東京都杉並区南荻窪4丁目3−4














2017/04/06

ピッキングトレーニングとメトロノーム

こんにちは!
ギタリスト黒崎です!
今回のレッスンコラムは【ピッキング・トレーニングと速弾き練習時のテンポ設定】についてです。
ギターを練習しているとやはり憧れます。
ものすごい速さでソロを弾くギタリストに。
しかしいきなり原曲と同じような速さで弾けるようにはなりません。
いきなり速さを意識し同じように弾いても悪い癖がついてしまいいい演奏には繋がりません。
そこで予備的なトレーニングが必要になってきます。
予備的なトレーニングとは速弾きという最終目標を分解し細かく分けたものを一つずつ鍛え上げていく事を言います。

【速弾き】→【右手の練習】と【左手の練習】に分ける。

【左手】→右手を使わずに【タッピング奏法】で音を出し、指の動きをスムーズにするトレーニングをする。
【右手】→左手を使わず1本の弦をオルタネイト・ピッキングで音を出していきピックの当たる角度、速さを鍛えるトレーニングをする。
このいずれのトレーニングにも【メトロノーム】を使用いたします。
楽曲を演奏するときには必ずリズムがありますのでそれに対応できるように指を動かしていきます。


〜効果的なメトロノームの使い方〜

例)右手でのみのトレーニング
メトロノーム【BPM】 ♩=100
1、クリック音1音に対し右手で1拍目ダウン・ピッキング、2拍目アップ、3拍目ダウン、4拍目アップとし8小節ほど繰り返す。(4分音符、4ビート)

2、メトロノームのテンポは同じだがピッキングの速さを倍にする。(8分音符、8ビート)
『カッカッカッカッ』となるメトロノームの『カ』が表拍1・3拍目になります。
『ッ』が2・4拍目になります。これが巷で話題になる裏拍というものです。
項目1の『倍の速さでピッキングする』とは『カ』でダウンピッキング『ッ』でアップピッキングをします。

3、さらに同じ要領で項目2の倍の速さでピッキングします。(16分音符、16ビート)
このトレーニングをすることで同じテンポの中で様々な種類の音符に触れることができて、曲中のリズムの変化にも対応できるようになります。
項目1ではゆっくりしたピッキングになりますので丁寧にピックのどの部分に当たっているかなどを意識しいい音が出せるようにトレーニングしてみてください!



-MEMO-
【タッピング奏法】
ネックを持つ左手だけで音を出す奏法。
適度な勢いで指で弦を押さえつける。このとき右手ではピッキングしない。
音はピッキングほど大きくないがまた違った風味の音が出る。

【BPM】
BPM = Beats Per Minute = ♩=60 メトロノーム記号。
メトロノームは1分間に刻む拍の数を示す機械である。
minuteは1分間の意味。
Perは/(スラッシュ、パーセントのパーである)
Beatsは拍を打つことである。
楽譜の題名の下あたりに表記されていることが多いのでメトロノームを使っての練習の際は♩=60のこの数字の部分をセットする。


『Syoichi Kurosaki ギターレッスンのご案内』

東京荻窪アコースフィアカフェにてギターレッスンを開講しております。
ギターを始めたばかりの方、新しい弾き方に挑戦してみたい方、ギターを始めたい方大歓迎です。
手ぶらでの通学もOK!ギターの貸し出しも行っております。

ご興味のある方は氏名、ご希望の日時、質問などを明記の上以下のメールアドレスへお気軽にお問い合わせください。
ギター、レッスンに関するご質問のみでも受け付けております。
kurosakisyoichi@gmail.com

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