2016/12/15
『Love to be loved』〜ちゃんと音を聴く〜
こんにちは!
ギタリスト黒崎です!
今回も僕の師匠であるギターデュオAcousphere奥沢先生作曲による『Love to be loved』からのお話をご紹介したいと思います。
前回の記事で耳で音を聴き取るいわゆる『耳コピ』というキーワードが出てきました。
そこで『耳コピ』をする上で役に立つポイントをご紹介致します。
『音を聴く。』とはつまりどういう事かということを考えてみます。
これは定義により『耳を使い音を感じる』という事を言います。
皆さんはギタープレイをCDや動画の音から聴き取る時どのように聴いているでしょうか。
多数の方が映像を目で追ったり、ギターを持ちながら目で指板を見つめて中々コピーが進まない、CDの再生回数だけはどんどん増えているのに中々音をギターで再現出来ないという事があるのではないでしょうか。
これはどういうことなのか。
これは意外な落とし穴があって『目が見えている』という最も当たり前の事に気がついていないのです。
音を聴いているつもりでも実は目から入ってくる情報の方が圧倒的に多く、見えているがために各感覚器官に意識が分散しがちになってしまいます。
耳以外からもたくさん情報を取り入れてしまって本当に感じたいものを感じにくくしてしまっているのです。
ですので一度『目を閉じて』音楽、音をじっくり聴いてみてください。
そうすると音により集中できるので、昔は『速くて難しいから、、、』とあきらめていたフレーズがしっかり聴こえてきたりと効果が実感できると思います。
そして何度も聴いて今度は声に出してメロディーを口ずさんでください。
そうしてメロディーを覚えたら後はひたすらギターの中で音を探してみます。
この楽曲を伝授していただいている時に、
『目が見えない人にすばらしい音楽家が何人もいるのは偶然では無いのかもしれない。必然とも言える。』というのは奥沢先生の言葉。
僕はこの事を如実に感じライブを見るときでも目を閉じて鑑賞したりしています。
見えるが為に見えなくなっている事もあるのです。
是非皆さんのすばらしい音楽ライフのお役に立てれば幸いでございます。
※この楽曲はAcousphereの『家カフェ』というCDアルバムに収録されています。
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