2016/12/01
押さえられないコードを押さえられる様になる効果的な練習方法『スタンプ練習』
こんにちは!
ギタリスト黒崎です!
今回のテーマは、『コードフォームをスムーズに同時に押さえれる様になるには?。』です。
新しい曲、新しいコードに出会ったとき、上手く押さえられずに難儀してしまうことじゃ誰しもあると思います。
たとえばよくある症状としては
•押さえる位置(音)は分かっているのだけれど中々同時に押さえる事が出来ない。
•同時に押さえようとしてもつい遅れてしまう指がある
•コードチェンジが間に合わずリズムがずれてしまう。
などが挙げられます。
このような状況だとリズムがつながっていかず、なかなか曲として聞こえてこない=弾いていてつまらないという状況に陥ってしまいます。
僕自身もギターを始めてまもない頃はそんなフラストレーションを抱える事がよくありました。
得てしてこのような状況の時はいくら練習を積んでもなかなか上達を感じられないものです。
なぜならコードを押さえるというのは『複数の音を同時に押さえる』という弾き方だからです。
1本ずつ押さえて形を作っていくという押さえ方、練習方法は、『1本ずつ押さえる練習」でしかないのです。
『コードフォームをスムーズに同時に作れる様にする』これが今回のテーマです。
この『同時に鳴らす』為に指をスムーズに対応させる事が出来るように、『スタンプ』という練習方法があります。
この方法を動画を使ってお教え致します。
例)ジャズによく使われるコード「Fmaj7」の場合
①コードの音を1音ずつ押さえて弾いていきます。このときメトロノームを使いリズムにのせて練習出来ると効果的です。
②①のリズムを保ったまま左手で押さえてる弦を1回1回押さえ直す様にしてスタッカートしながら弾く。(一回ずつ音を止めるように)
③こちらもリズムを保ったまま『左手』だけをコードの形のまま弦から離したり押さえたりを繰り返す。スタンプを押す様に形を崩さずに押さえたり離したりを繰り返す。このとき無理矢理音を出そうと躍起にならなくても構いません。大事なのは正確に同時に弦を押さえる事です。
この練習を何回も続ける事で手にコードの形を記憶させる事が出来ます。
曲の最中でつまずいたり、コードフォームを中々完成させられない時などに『スタンプ』を取り入れると上手く進む事が出来ます。
みなさんも是非試してみてください!
ギターレッスンのご案内
東京荻窪アコースフィアカフェにてギターレッスンを開講しております。
ギターを始めたばかりの方、新しい弾き方に挑戦してみたい方、ギターを始めたい方大歓迎です。
手ぶらでの通学もOK!ギターの貸し出しも行っております。
ご興味のある方は氏名、ご希望の日時、質問などを明記の上,以下のメールアドレスへお気軽にお問い合わせください
ギター、レッスンに関するご質問のみでも受け付けております
kurosakisyoichi@gmail.com
【 NEW CLIP 】UKLELE GUITAR
今月のピックUPタイトル
【過去作品一覧】
-
▼
2016
(21)
-
▼
12月
(19)
- Acousphereライブ動画のご紹介
- チューニングとは?
- チューニングの仕方
- 『Heal THE World』(マイケル•ジャクソン)By Acousphere
- Acousphere『james』〜ナイロン弦の魅力〜
- 『Isn't she lovely』〜スケール〜
- 『Love to be loved』〜リズムパターン〜
- 『I've got rythem』〜ベースを探る〜
- Jazzの名曲『I've got rythem』
- 『Love to be loved』〜ちゃんと音を聴く〜
- 『Love to be loved』〜Walking Bassとは〜
- 『Love to be loved』〜ギターの可能性〜
- 『Love to be loved』〜ギターもやはり人格〜
- Isn't She Lovelyギターレッスン『度数とは?編』
- 『Isn't She lovely』〜Inversionコード(転回形)とは?~
- 『Isn't She Lovely』〜伴奏を指で弾く〜
- 『Isn't She Lovely』〜トランスコードとは?〜
- コードネーム表記のバリエーションについて
- 押さえられないコードを押さえられる様になる効果的な練習方法『スタンプ練習』
-
▼
12月
(19)