2017/03/20

Happy X`mas(War is over) ウクレレVer.

こんにちは!
ギタリスト黒崎です!
今回もウクレレ演奏の映像作品をお届けしたいと思います。
お届けする曲はジョンレノンの名曲『Happy X'mas (War is over)』
のウクレレデュオバージョンです。
演奏、アレンジは僕の大先輩であるAcoustic Sound Organization(麻生氏)とブラジリアンギタリストの外薗健彦氏によるものです。
今楽曲には面白いアレンジが随所に散りばめられています。
リードウクレレが奏でる主旋律には単音で単声のメロディーを再現するもの、サビのメロディーにダイナミクスを付けるためにオクターブ奏法で音に厚みを作り出しているもの、最後の合唱部分にハーモニクス奏法を使いコーラス感を再現したものなどが見受けられます。
原曲にはジョン・レノン以外の声も録音されているので単音でメロディーを弾き続けていたのでは中々雰囲気が出て来ません。
ウクレレは弦がギターよりも少ないですが、出来るテクニックも極端に少なくなるわけではありません。
ウクレレでも様々な楽曲を弾きこなすことができますのでロック、ポップスなどウクレレでいろいろな音楽に挑戦してみてください。

Acoustic Sound Organization(麻生氏)はこの他にもウクレレ作品をジャンルを問わず多数発表しております。
Youtube,itunesなどで検索してみてください!

〜キーワードメモ〜
【Happy X'mas (War is over)】
1971年発表のジョン・レノン&オノ・ヨーコのクリスマスソング。
題名に「War is over」とあるのは「ただのクリスマスソングにしたくなかった」というジョンのベトナム戦争を嘆く思い、
「望めば戦争は終わる」というポジティブなメッセージがしたためられている。
40年以上が経過してなお人気の高い曲である。

【リードウクレレ】
主に主旋律を担当する奏者のこと
今回ご紹介した曲中に登場した2奏者のうちメロディーを弾く伴奏者ではない奏者のこと。
ソロを取る奏者を指すこともある。

【ダイナミクス】
音楽における音の強弱を表す。
例として静かな演奏の後、あるタイミングを境に音量差が明らかに盛り上がりを見せるところなどがある。

【オクターブ奏法】
1オクターブ離れた同じ音、つまり同じ音名の2音を同時に発音させること。
これにより音に厚みやコーラスのような美しい響きが得られる。


【ハーモニクス】
倍音のこと。
弦の全長(ブリッジ〜ナットまで)をある特定の場所で等分することによって出せる音がある。
ギターでは12、7、5フレットが一般的である。
弦に押さえず軽く触れる程度でピッキングしたと同時に触れている弦から指を離すと通常の弦の音より高音がでる。
チューニングなどにも使われるが効果的に演奏中に取り入れると楽曲に幅が出る。
綺麗に鳴らすのは意外と難しい。




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