2018/04/12

その言葉、ちょっと待った!


言葉の価値と言うものに最近興味をそそられる。
文字を書く。
話す。
聴く。
全て言葉を使用している。
偉そうなことをいっている本に書いてある文字も、町中の看板も歌も友達とおしゃべりしているそれも全て言葉である。
人間に等しく与えられた言葉と言うもの。
国が違っても通訳したり翻訳すれば伝わる言葉。
仮に24時間喋り続けたってなくなりはしない。
無内容な文字をネットに羅列しするのにお金はかからない。
でも本当にそれでいいんだろうか。
言葉って無制限に使えて、さらに無料なんだろうか。
例えば面白いことを書いて本にすれば値段はつく。
でも相場で金額がついたところでそれは本当に価値があることなんだろうか。

無内容なおしゃべりを延々と続けたところで本当に何もないんだろうか。
ある製品、例えばギター。
昔は職人さんが一つずつ手作りするしかなかったから高価だった。
膨大な手間や時間がかかるからだ。
しかし機械化が進み、材料も安く仕入れられるようになると大量生産できるようになっていく。
するとどうなるか。
もちろん物量が多くなると価格が大幅に下がり誰でも手に入れられるくらい安価なものが作れるようになるのである。
これは言葉にも当てはまるのではないだろうか。
少し話を戻してみて無内容なおしゃべりを延々と続ける。
そのような場合、言葉を喋れば喋るほど内容は薄くなっていく。
粗悪品を大量に売りに出している商店のようにだ。


本当に考えて一言一句丁寧に言葉を紡ごうとするとそんな簡単に言葉は出てこないはずではないだろうか。
手間暇かけて生み出される言葉は本質に近づけば近くほど重みを増し、味わい深くなる。


そして言葉は人を表す。
下品なことを喋る人は下品だと評価される。
筋の通ったことを正直に話す人は上品な方だと人は認める。
これは全部言葉によって評価を下されている。
そう考えると言葉は人間の全てを表すのかもしれない。
つまり人間は完全に言葉に依っているのかもしれない。
言葉の存在、言葉の価値にいかに気がつくかが自分を高めると言うことの本当なのかもしれない。

これは正解がわからないからこれからまたゆっくり考えていくことにしよう。
















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