こんにちは!
ギタリスト黒崎です!
今回はギター初心者向けにThe Beatles の名曲『A Hard Day's Night』の演奏解説付きの動画を作りましたのでご紹介いたします!
本編映像の他にTAB譜も当ブログに掲載していますのでギターの練習にお役立てください!
本曲は1964年に発売されたビートルズのアルバム『A Hard Day's Night』のテーマ曲であり、さらには映画にもなっている曲です。
8ビートの軽快な曲でギターのジャカジャカ鳴らすリズミカルなところがギターを演奏する側からしても気持ちよく爽快感のある曲になっています。
ギター演奏に関してもストロークのパターンは全編を通してイントロとアウトロ以外はほぼ一定であります。
コード・フォームもビートルズ特有のものが出てきたりとギター上達のためには見所のある楽曲になっています!
ぜひ動画、TAB譜を参考に演奏してみてください!
【曲の構成】
Aメロ(It's been ~)
Bメロ(But When I'm get ~)
Cメロ(When I'm home ~)
(Intro)→
①A→A→B
②A→A→B→C
③A→A→B→(It's been ~)
④Interlude(間奏)※コード進行はAメロに同じ。
→B
→C
⑤A→A→B
→(Outro)
End
〜演奏テクニック解説〜
【『G』の押さえ方(ビートルGとは?)】
動画後半の解説部分でも紹介した通りオープン・コードの『G』を一般的には3本の指を使うフォームを本曲ではプラスαした押さえ方をします。
(押さえ方)
①6弦3フレット(ルート音)を中指で押さえる。
↓
②5弦2フレット(3度)を人差し指で押さえる。
↓
③2弦3フレット(5度)を薬指で押える。
↓
④1弦3フレット(ルート音)を小指で押さえる
この指4本使用のフォームがいわゆる【ビートルG】と言われています。
この2弦3フレットの音を元々使っていた『3度』の音から『5度』に変えることでメジャー・マイナーの響きを抑え、『パワー・コード』(メジャー・マイナーがないコード)に近づきよりロッキンな音にできます。
そして『Cコード』も通常の『C』に1弦3フレット『5度』の音を小指で押さえたものを使用しています。
曲中では『Gコード』の次に出てくる場面がいくつかあります。
その場合は『Gコード』の1弦3フレットの小指を残しながら『Cコード』に移るというコード・チェンジの形をとります。
1弦の音を各コードに加えることでキレのいいサウンドを作ることができます!
今回紹介したフォームを覚えることで演奏に幅を出せるようになりますのでマスターしてみてください!
【ストロークはリズムやテンポをも左右する】
ストローク奏法はピックを使って複数の弦を1度に鳴らすテクニックです。
それにより疾走感のある演奏やギターならではのカッティング奏法など迫力ある音を出すのに効果を発揮します。
と同時に基礎的な奏法である【ストローク】はリズムやテンポを決める大事な技術でもあります!
腕の振りが小さかったり、大きかったりバラツキがあるとテンポをキープし辛くなります。
演奏している楽曲のテンポ、メトロノームのクリックを想像してみてください。
常に一定のテンポであるメトロノームに合わないといったことはないでしょうか?
ある時は20cm幅でストロークした、ある時は10cm幅しかストロークしていなかったとするとどうなるか。
当然20cmと10cmでは片道の時間の長さが変わるので、曲が速くなったり、遅くなったりします。
(『走る』や『もたる』などという表現をする)
合奏をする時などヴォーカルの人を歌いにくくしてしまったり、曲を不安定にしてしまい周囲を困惑させてしまいます。
そうならない為にストロークは、ギターのボディーの幅ほど腕を振ることを心がけてみてください。
そうすれば必ずいいテンポ感で演奏ができるようになっていきます!
【腕の振り幅を大きくすることで音色もよくなる】
ストロークが上手くなると音色もよくなり楽曲の仕上がりが断然違ってきます。
まずは
①腕の振りを大きくすることを意識する。
↓
②そうすると腕が振れる速度が上がる。
↓
③速度が速くなれば6本の弦を瞬時に振り抜けるので、1本の弦が鳴っているかのように粒の細かいシャープな音色になっていきます。
逆に・・・
腕の振り幅が小さいと腕を振り下ろす速度が遅くなりピックが弦にゆっくり当たるのでバラバラとまとまりのない音色になってしまいます。
音色が汚いとリズミカルにも聴こえないので、メロディー奏者の演奏を活かし辛くなったりします。
音色にも耳を傾けてみると演奏技術が一段上がりますよ!
今回の『ストローク』に関しては基礎的な技術で中々細部までフォーカスされませんが、ギターが本当にうまい人は『ストローク』がもの凄く上手いのです!
弾き方りスタイルなどもストロークをバッチリできると見違えるほど上手く聴こえます!
一朝一夕では中々身につかないですが、単音弾き、メロディー弾きなどにも繋がってきますので丁寧に練習して行きましょう!
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