2017/03/21
『空も飛べるはず』スピッツ 〜ウクレレver.〜
こんにちは!
ギタリスト黒崎です!
今回はウクレレ演奏の映像作品をお届けしたいと思います。
曲はテレビの主題歌でもお馴染みスピッツで『空も飛べるはず』です。
演奏、アレンジ共にギターデュオsonascribe(ソナ・スクライブ)でお届けいたします。
曲中に登場するコード進行はJ-POPに頻出するものです。
この曲でのコードは指一本で複数の弦を押さえる『セーハ』というテクニックは出てきません。
しかし『D』コードは2フレットを上から4.3.2弦と押さえます。
同一のフレット上で3つの弦を押さえ、尚且つウクレレはフレットの幅が狭いので押さえにくいコードであることは確かです。
押さえにくいのでどうしても指1本で『ガバっ』と押さえてしましそうですが、ここで重要なのことは「指一本でセーハしない(押さえない)」ということです。
フレットの幅が狭く、他の弦との間隔も極めて狭いため指一本で押さえた方が楽で効率も良さそですがここではあえてこの方法を選びません。
なぜか?
指一本で押さえると指の腹(柔らかいところ)で弦を押さえることになります。
柔らかいところは柔らかいので弦が沈みこんでしまいます。
柔らかい所に弦は沈み込んでいるので弦の振動が吸収され減衰します。
すると音が指先の固いところで押さえる方法よりも音の伸び(サスティーンという)が少し鈍ってしまいます。
このことは単音でメロディーを弾くときも同様に起こってきます。
慣れないうちはなかなか指がついてきませんがぜひトライしてみてください!!
〜キーワードメモ〜
【指先】
爪先から5mmほどのところ。
触ると指の骨が感じられるあたり。
【サスティーン】
音の伸びやかさ、余韻。
ピアノ、電子ピアノの足元に付いているペダル中に『サスティーンペダル』というものがある。
踏むと音の余韻が長く残る。
【空も飛べるはず】
1994年リリースのロック・バンド『スピッツ』の楽曲。
シングルリリースのされた後にドラマ主題歌に抜擢されその影響でオリコン1位まで上昇し獲得する。
ドラマ『白線流し』主題歌。
『Syoichi Kurosaki ギターレッスンのご案内』
東京荻窪アコースフィアカフェにてギターレッスンを開講しております。
ギターを始めたばかりの方、新しい弾き方に挑戦してみたい方、ギターを始めたい方大歓迎です。
手ぶらでの通学もOK!ギターの貸し出しも行っております。
ご興味のある方は氏名、ご希望の日時、質問などを明記の上以下のメールアドレスへお気軽にお問い合わせください。
ギター、レッスンに関するご質問のみでも受け付けております。
kurosakisyoichi@gmail.com
南荻窪アコースフィアカフェ(Acousphere Cafe)
所在地: 〒167-0052 東京都杉並区南荻窪4丁目3−4
2017/03/20
Happy X`mas(War is over) ウクレレVer.
こんにちは!
ギタリスト黒崎です!
今回もウクレレ演奏の映像作品をお届けしたいと思います。
お届けする曲はジョンレノンの名曲『Happy X'mas (War is over)』
のウクレレデュオバージョンです。
演奏、アレンジは僕の大先輩であるAcoustic Sound Organization(麻生氏)とブラジリアンギタリストの外薗健彦氏によるものです。
今楽曲には面白いアレンジが随所に散りばめられています。
リードウクレレが奏でる主旋律には単音で単声のメロディーを再現するもの、サビのメロディーにダイナミクスを付けるためにオクターブ奏法で音に厚みを作り出しているもの、最後の合唱部分にハーモニクス奏法を使いコーラス感を再現したものなどが見受けられます。
原曲にはジョン・レノン以外の声も録音されているので単音でメロディーを弾き続けていたのでは中々雰囲気が出て来ません。
ウクレレは弦がギターよりも少ないですが、出来るテクニックも極端に少なくなるわけではありません。
ウクレレでも様々な楽曲を弾きこなすことができますのでロック、ポップスなどウクレレでいろいろな音楽に挑戦してみてください。
Acoustic Sound Organization(麻生氏)はこの他にもウクレレ作品をジャンルを問わず多数発表しております。
Youtube,itunesなどで検索してみてください!
〜キーワードメモ〜
【Happy X'mas (War is over)】
1971年発表のジョン・レノン&オノ・ヨーコのクリスマスソング。
題名に「War is over」とあるのは「ただのクリスマスソングにしたくなかった」というジョンのベトナム戦争を嘆く思い、
「望めば戦争は終わる」というポジティブなメッセージがしたためられている。
40年以上が経過してなお人気の高い曲である。
【リードウクレレ】
主に主旋律を担当する奏者のこと
今回ご紹介した曲中に登場した2奏者のうちメロディーを弾く伴奏者ではない奏者のこと。
ソロを取る奏者を指すこともある。
【ダイナミクス】
音楽における音の強弱を表す。
例として静かな演奏の後、あるタイミングを境に音量差が明らかに盛り上がりを見せるところなどがある。
【オクターブ奏法】
1オクターブ離れた同じ音、つまり同じ音名の2音を同時に発音させること。
これにより音に厚みやコーラスのような美しい響きが得られる。
【ハーモニクス】
倍音のこと。
弦の全長(ブリッジ〜ナットまで)をある特定の場所で等分することによって出せる音がある。
ギターでは12、7、5フレットが一般的である。
弦に押さえず軽く触れる程度でピッキングしたと同時に触れている弦から指を離すと通常の弦の音より高音がでる。
チューニングなどにも使われるが効果的に演奏中に取り入れると楽曲に幅が出る。
綺麗に鳴らすのは意外と難しい。
『Syoichi Kurosaki ギターレッスンのご案内』
東京荻窪アコースフィアカフェにてギターレッスンを開講しております。
ギターを始めたばかりの方、新しい弾き方に挑戦してみたい方、ギターを始めたい方大歓迎です。
手ぶらでの通学もOK!ギターの貸し出しも行っております。
ご興味のある方は氏名、ご希望の日時、質問などを明記の上以下のメールアドレスへお気軽にお問い合わせください。
ギター、レッスンに関するご質問のみでも受け付けております。
kurosakisyoichi@gmail.com
南荻窪アコースフィアカフェ(Acousphere Cafe)
所在地: 〒167-0052 東京都杉並区南荻窪4丁目3−4
ギタリスト黒崎です!
今回もウクレレ演奏の映像作品をお届けしたいと思います。
お届けする曲はジョンレノンの名曲『Happy X'mas (War is over)』
のウクレレデュオバージョンです。
演奏、アレンジは僕の大先輩であるAcoustic Sound Organization(麻生氏)とブラジリアンギタリストの外薗健彦氏によるものです。
今楽曲には面白いアレンジが随所に散りばめられています。
リードウクレレが奏でる主旋律には単音で単声のメロディーを再現するもの、サビのメロディーにダイナミクスを付けるためにオクターブ奏法で音に厚みを作り出しているもの、最後の合唱部分にハーモニクス奏法を使いコーラス感を再現したものなどが見受けられます。
原曲にはジョン・レノン以外の声も録音されているので単音でメロディーを弾き続けていたのでは中々雰囲気が出て来ません。
ウクレレは弦がギターよりも少ないですが、出来るテクニックも極端に少なくなるわけではありません。
ウクレレでも様々な楽曲を弾きこなすことができますのでロック、ポップスなどウクレレでいろいろな音楽に挑戦してみてください。
Acoustic Sound Organization(麻生氏)はこの他にもウクレレ作品をジャンルを問わず多数発表しております。
Youtube,itunesなどで検索してみてください!
〜キーワードメモ〜
【Happy X'mas (War is over)】
1971年発表のジョン・レノン&オノ・ヨーコのクリスマスソング。
題名に「War is over」とあるのは「ただのクリスマスソングにしたくなかった」というジョンのベトナム戦争を嘆く思い、
「望めば戦争は終わる」というポジティブなメッセージがしたためられている。
40年以上が経過してなお人気の高い曲である。
【リードウクレレ】
主に主旋律を担当する奏者のこと
今回ご紹介した曲中に登場した2奏者のうちメロディーを弾く伴奏者ではない奏者のこと。
ソロを取る奏者を指すこともある。
【ダイナミクス】
音楽における音の強弱を表す。
例として静かな演奏の後、あるタイミングを境に音量差が明らかに盛り上がりを見せるところなどがある。
【オクターブ奏法】
1オクターブ離れた同じ音、つまり同じ音名の2音を同時に発音させること。
これにより音に厚みやコーラスのような美しい響きが得られる。
【ハーモニクス】
倍音のこと。
弦の全長(ブリッジ〜ナットまで)をある特定の場所で等分することによって出せる音がある。
ギターでは12、7、5フレットが一般的である。
弦に押さえず軽く触れる程度でピッキングしたと同時に触れている弦から指を離すと通常の弦の音より高音がでる。
チューニングなどにも使われるが効果的に演奏中に取り入れると楽曲に幅が出る。
綺麗に鳴らすのは意外と難しい。
『Syoichi Kurosaki ギターレッスンのご案内』
東京荻窪アコースフィアカフェにてギターレッスンを開講しております。
ギターを始めたばかりの方、新しい弾き方に挑戦してみたい方、ギターを始めたい方大歓迎です。
手ぶらでの通学もOK!ギターの貸し出しも行っております。
ご興味のある方は氏名、ご希望の日時、質問などを明記の上以下のメールアドレスへお気軽にお問い合わせください。
ギター、レッスンに関するご質問のみでも受け付けております。
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所在地: 〒167-0052 東京都杉並区南荻窪4丁目3−4
2017/03/19
練習にはメトロノームを使おう!
こんにちは!
ギタリスト黒崎です!
なぜメトロノームが必要なの?
メトロノームはテンポ(速度)を一定に示してくれる機械です。
ではテンポは何のために必要なのか。
例えば歩くときに一歩目と二歩目の歩幅が大きく違うと安定して歩けません。
これと同じでテンポが不安定になってしまうと『安心して聴けない』『ぎこちなく聴こえる』と言うことになってしまう。
楽譜にテンポいくつと記載しておくと作曲者以外の人もテンポを的確に判断でき、そして作曲者の意図に理解することができる。
書いていないとバラードなのか、高速のノリのいい曲なのかがわからない。
その曲を作った人が表現したかったことの時間的世界観がわからないのです。
ではメトロノーム開発以前にはどのように楽譜に曲の速度を記入していたのか?
それは・・・
『言葉』で記入されていました。
【速度記号】と言うものを音楽の授業などでお見かけしたことはないでしょうか?
【速度記号】
moderart (中位の速さで)♩=92前後
andante(歩くくらいの速さで)♩=72前後
andantino(andanteよりやや速く)♩=80前後
allegro(快速に)♩=132前後
allegro moderart(程よく快速に)など
このようにメトロノーム開発以前から楽譜には頻繁に前述した記号が用いられていますが、それは作曲者自身の主観的観測に基づくものであり、歩く速さなんてものは人それぞれなのです。
(言葉で速さの度合いを記入されていれば曲のイメージなどを飲み込みやすいのかもしれないですが、、、)
ということは、、、
合奏をするときに楽曲自身がもつテンポを全員が表現できない、そして個々に違うタイム感、テンポをキープできない状態で練習してしまうことになります。
メトロノームとは楽曲自身が持つタイム感を皆で共有出来るようにしたものだということが出来ると思います。
その速さには作曲者の頭の中の情景が反映されているのです。。
メトロノームの誕生は作曲者、音楽家にとって待望だったわけです。
そしてメトロノームを考案、開発に携わったのはかの有名な作曲家【ベートーベン】だったのです。
終わり
東京荻窪でギターレッスン開講中!
こんにちは!
講師の黒崎 晶一と申します。
東京荻窪アコースフィアカフェにてギターレッスンを開講しております。
ギターを始めたばかりの方、新しい弾き方に挑戦してみたい方、ギターを始めたい方大歓迎です。
【レッスン募集要項】
・レッスンは11:00〜22:00の間で生徒さんのご都合に合わせてお申し込みいただけます。
・手ぶらでの通学もOK!お仕事帰りにも安心。教室には貸し出し用のギターも常備しております。
・レッスン料はご予算に応じて回数、時間などをご相談の上決定いたします。
・年会費・入会金・キャンセル料、事務手数料などは一切発生いたしません。
・ギター教室は併設している【Acousphere Cafe】にて年に数回ウクレレ・ギター発表会を開催しています。いろんな方との交流の場もございます。
レッスン受講ご希望の方は【氏名、年齢、ご希望の日時、学びたい内容、質問】などを明記の上以下のメールアドレスへお気軽にお問い合わせください。
ギター、レッスンに関するご質問のみでも受け付けております。
お問い合わせ先
kurosakisyoichi@gmail.com
ギタリスト黒崎です!
ところで『メトロノーム』って?
なぜメトロノームが必要なの?
メトロノームはテンポ(速度)を一定に示してくれる機械です。
ではテンポは何のために必要なのか。
例えば歩くときに一歩目と二歩目の歩幅が大きく違うと安定して歩けません。
これと同じでテンポが不安定になってしまうと『安心して聴けない』『ぎこちなく聴こえる』と言うことになってしまう。
楽譜にテンポいくつと記載しておくと作曲者以外の人もテンポを的確に判断でき、そして作曲者の意図に理解することができる。
書いていないとバラードなのか、高速のノリのいい曲なのかがわからない。
その曲を作った人が表現したかったことの時間的世界観がわからないのです。
ではメトロノーム開発以前にはどのように楽譜に曲の速度を記入していたのか?
それは・・・
『言葉』で記入されていました。
【速度記号】と言うものを音楽の授業などでお見かけしたことはないでしょうか?
【速度記号】
moderart (中位の速さで)♩=92前後
andante(歩くくらいの速さで)♩=72前後
andantino(andanteよりやや速く)♩=80前後
allegro(快速に)♩=132前後
allegro moderart(程よく快速に)など
このようにメトロノーム開発以前から楽譜には頻繁に前述した記号が用いられていますが、それは作曲者自身の主観的観測に基づくものであり、歩く速さなんてものは人それぞれなのです。
(言葉で速さの度合いを記入されていれば曲のイメージなどを飲み込みやすいのかもしれないですが、、、)
ということは、、、
合奏をするときに楽曲自身がもつテンポを全員が表現できない、そして個々に違うタイム感、テンポをキープできない状態で練習してしまうことになります。
メトロノームとは楽曲自身が持つタイム感を皆で共有出来るようにしたものだということが出来ると思います。
その速さには作曲者の頭の中の情景が反映されているのです。。
メトロノームの誕生は作曲者、音楽家にとって待望だったわけです。
そしてメトロノームを考案、開発に携わったのはかの有名な作曲家【ベートーベン】だったのです。
終わり
東京荻窪でギターレッスン開講中!
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