2018/08/30

「ウクレレとギターの世界を知ろう!」〜ギターを持ち出そう!編〜

こんにちは
荻窪アコースフィア・ギター教室 講師の黒崎です!
突然ですがウクレレギターって知ってますか!?
上の動画で使っている「ちっちゃなギター」のことです。
「ちっちゃなギター」は昔からありましたが、ここまで小さいギターは中々見かけませんでした。
ようこそ、ギター、音楽の楽しさを伝える当ブログへ。
今日もウクレレギターの世界を少しのぞいて、そしてご紹介いたしましょう!
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《STORY》
東京のとある街にウクレレギターと云うギターを使って音楽の研究をしている博士と音楽が大好きな中学2年生の晶子ちゃんという女の子がいました。
二人はご近所さんで、晶子は小さい頃からよく博士の家に遊びに通っていました。
博士のおうちはいろんな楽器で溢れていていつも素敵な音楽が聴こえてくる。
そしてちょっぴり変な博士が大好きでした。
晶子はお父さんに買ってもらったギターを自力で弾こうとアレヤコレヤと頑張りました。
しかしアコギの大きさや弦の硬さ、大きくて持ち運びするのも大変でとうとう弾かなくなってしまいました。
そんな話が博士のうちで話題上がりました。
晶子はもうギターが嫌いになってしまうのでしょうか・・・


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《第四回》

『楽しさは持ち運ぼう?!』ウクレレギター博士の日本旅行編


ある夏の暑い日・・・


ーーーーーパリッ、ボリボリ、ゴクっゴクっ(晶子がせんべいやジュースを飲む音)




晶子:博士旅行行くんだってぇー?ギターピカピカにしてケースにしまって持っていくの?


博士:そうじゃ。ワシは旅行にいく。そしてギターを持っていく。
コンビニでこの前ついに秘境を見つけたのじゃ!


晶子:・・・? コンビニで?


博士:旅行雑誌の背表紙にとんでもなく綺麗な『雪かまくら』の絵を見つけたのじゃ
新潟じゃったかのぉー


晶子:いいなぁー(´⊙ω⊙`)私もいきたーい(´⊙ω⊙`)


博士:ワシの旅行は仕事じゃよ、晶子くん


晶子:温泉いくんじゃないの?


博士:それはおまけじゃ!
ワシは今、ウクレレギターの利便性について考えを巡らせておるんじゃ。
ギターを気軽に持ち運べることが出来れば皆が自由にギターと過ごすことが出来る。


晶子:そうだよねぇ。私も家じゃ練習できなくって外とかに持ち出して弾いてたんだけどやっぱり重くって、重くって・・・

博士:ワシはそんな晶子くんみたいな人達を救ってやりたい。
ウクレレギターの特徴はなんたって小さい!
それは誰でも一番にわかるいいところじゃ。

晶子:そうだよね。

博士:もし大勢の人に認知されればもっと街に音楽が溢れる。
音楽をするやつに悪い奴はおらん。
すると世界は音楽に包まれやがて平和が訪れる。


晶子:博士、それは大げさすぎるでしょ(´⊙ω⊙`)


博士:晶子くん、悲しいがワシの話はまだ夢じゃ。
だがワシがやらねばただの夢で終わってしまうのじゃよ。。。


晶子:だから四六時中博士はウクレレギター持ってるんだね。
スーパーにも持っていくもんね!


博士:いつでも練習ができるしな!
わしが10年前に経験した旅行でこんなことがあったんじゃ。

晶子:なになに?!

博士:青森の八戸に行った時のことじゃ。
ワシはその当時からギターをよく持ち歩いておった。
『Taylor(テイラー)』のフォークギターだったかのぉ〜
旅の途中、ギターさえあれば道ゆく人とすぐに打ち解けあうことができた。

晶子:知らない人といきなり話すってこと?

博士:そうじゃ^^
青森の海沿いの電車は強風が吹き付けるんですぐに【運転見合わせ】になってしまうんじゃ。
あれには参ったのぉ。
周りには民家と見渡す限り地平線の海だけじゃった。

晶子:駅の待合室とかコンビニとかあったでしょ?

博士:なんと無人駅なんじゃ。
プレハブ小屋見たいな待合室でストーブもなかった。
あれは雪山で遭難したような気分じゃった。

晶子:そんなところあるんだ!
東京にしか住んだことないから全然イメージが湧かない。
【スイカ】ないのにどうやって電車乗るのwww

博士:電車の中で払うんじゃ。バスみたいになっとる。
話がそれたが、ワシは途方にくれ何時間か待った。
ギターを弾くぐらいしかやることがなかった。
スマホなんて見たこともなかったぐらいじゃからのぉ〜(・w・)

晶子:孤独な運命。。。

博士:しかしじゃ!晶子くん!

晶子:・・・?

博士:二人、人が駅に来たのじゃ!おばあちゃんと優しい主婦の方じゃった。
おばあちゃんを市街まで送っていく予定だったらしい。

ーーーーー(思わぬ足止めを食らった3人。しかしどういうわけか博士の持ち前の人当たりの良さで3人は仲良くなりました。話していくうちに段々お互いの私生活の話題にもなり
持っているギターの話題に及びました。)

博士:仲良くなってギターを弾くことになってのぉ。
ワシのオリジナル・ソングを披露したんじゃ!

晶子:なんかドラマ見たい!^^

博士:ギターを持っておってよかったと思った瞬間じゃ。
あれがスマホや漫画だったら仲良くなるどころか話しかけもせんかったじゃろう。
晶子くんがもし同じようなことをしたいと思ったら今は【ウクレレ・ギター】(参照①)がある。
それにスマホでギターコードを検索すれば好きな曲のコードがすぐ見つかる。
なんとも便利な時代じゃ。
みんなにもギターの楽しさ、人と音楽を通じて繋がる喜びを体験して見て欲しいんじゃ^^

晶子:音楽、人に聴いて欲しいもんね!


(完)
参照①Dan Ratliff ウクレレギター





















【 NEW CLIP 】UKLELE GUITAR