2017/01/28

『夢の中へ』(井上陽水)Vol.3 Arranged By Acousphere


こんにちは!
ギタリスト黒崎です!
今回のコラムはシリーズでお届けしている『ストローク技術の向上』3弾!
その中で今回は『ピック』というものに注目してみたいと思います。
前回はどこからどこまでの弦を鳴らすか。
そしてストロークとリズムの関係を考えてみました。
しかしもう少し考えてみたいと思います。
弦とリズムなどの関係はわかった。
ところで肝心の弦は一体何で鳴らすのだろうか?
何によって弾かれているのだろうか?
『ジャカジャカ』と素早く弦をかきならしているあの動作はなぜあの様になっているのだ?
指で弾いてもあんなに鋭く硬い音にはならないではないか。
指先に何かを持っている。
これが『ピック』というものです。

ピックの主な種類は、、、

【ティア・ドロップ】•••涙の雫の様な形をしたもの
【おにぎり型】•••文字通り三角のおにぎり型をしたもの
その他には指先に付ける付け爪のようなタイプのものと色々あります。
硬さや大きさもたくさん種類があります。

今回のフォークソングのようなストロークには一般的に使用される『ティア・ドロップ型』もしくは『おにぎり型』を用います。
本記事でお勧めしたいものは、『ティア・ドロップ型』です。
Ibanezから出ているポール•ギルバートモデルというものを僕は使っています。

そして少し固めのものをお探しいただきたいと思います。
ピックを使い目指したいものは、『音をクリアーにエッジを効かせて出す。指には出せない音を出す。』
この型はおにぎりに比べて面積が小さい。
ピックが大きすぎると弦に当たる面積もその分増えます。
増えるとピックの動きが鈍くなり、『ベチベチ』といったような余計な音『ノイズ』も増えます。
そうするときれいな音は出にくくなります。
硬さも関係しています。
柔らかすぎると弦の張力に負けてしまいピックがしなってしまい『ベチベチ』とプラスティックの衝突音のようなノイズが発生してしまいます。
おにぎり型は大きくて持ちやすいのが利点ではあります。
ギター、ウクレレの弦の細さとピックの大きさがマッチしていない様に思います。
ぜひいろいろなピックを使いピック弾きの達人を目指してみてください!



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